今日は気温が上がりました。
南アルプス市で28℃になりました。
そのせいか、ハチに関する問い合わせが多くありました。
教育施設の窓枠にコガタスズメバチが巣を作っていました。
まだ初期の巣で、順調に進むとコガタスズメバチ特有の一輪挿しを逆さにしたような形になります。
この施設を全体的に探してみると、今年作られているアシナガバチの巣が他に2つ見つかりました。
まずはキアシナガバチです。
アシナガバチの中で大きい方の種類です。
そしてコアシナガバチ。
小さい方のアシナガバチです。
幼虫の成長の具合を比べてみました。
左から、コガタスズメバチ、キアシナガバチ、コアシナガバチの巣です。
コガタスズメバチはまだ卵も産んでありませんが、アシナガバチは両方とも幼虫がかなり大きくなっています。
コアシナガバチにいたっては、もう巣房に繭をかけて蛹になろうとしているものまでいます。
あと2週間くらいたつと働きバチが誕生します。
そうなると蜂の巣は一気に大きくなります。
ハチも巣に近づきさえしなければ刺さないのですが、どうしても人間との接触があると被害が出てしまいます。
この施設もコガタスズメバチの巣には気づいたようですが、アシナガバチの巣には気づいていなかったそうです。
ミツバチが壁の穴からたくさん出入りしているから見てほしいという依頼もありました。
セイヨウミツバチでした。
今日は特に気温が上がったので、分蜂(巣分かれ)した群れが入ったのでしょう。
一日で、スズメバチ、大きいアシナガバチ、小さいアシナガバチ、ミツバチの問い合わせがあるのは今の時期では珍しいです。
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